免責条項
- この記事はいかなる投資を助言するものではありません。
- クオンツゾーンの利用はユーザーの責任で行ってください。
- 以下は、クオンツゾーンのルールがどのように機能するように設計されているかについての大まかな説明ですが、これらは大まかなものであり、正確なものではありません。ルールやプラットフォームが常に利用可能であること、または意図した通りに実行されることを保証するものではありません。
- クオンツゾーンは、FTXの他の商品同様に、アメリカのユーザーには提供されません。
ルールは15秒ごとにループするように設計されていることに注意してください。
FTXクオンツゾーンホームページ: https://ftx.com/quant-zone
FTXクオンツゾーンテレグラム: https://t.me/FTX_Quant_Zone
注:クオンツゾーンルールの例はこちらをご覧ください。
マーケットデータ
- price("BTC-PERP")
- price(“marketName”)
- この関数は、引数に市場名を取り、アセットの最終価格を返します。
- 例: price(‘BTC-PERP’)はBTC-PERPの価格を返します。
- price("BTC-PERP", 1)
- price(“marketName”,1)
- この関数はアセットの1分前の価格を返します。
- 例: price(“BTC-PERP”,1)はBTC-PREPの1分前の価格を返します。
- price("BTC-PERP", n)
- price(“marketName”, n)
- この関数はアセットの「N」分前の価格を返します。
- 例: price(“ETH/USD”, 7)は7分前のETH/USDの価格を返します。
- bid_price("BTC-PERP")
- bid_price(“marketName”)
- この関数は、アセットの最高入札価格を返します。
- 例: bid_price(“ETH-PERP”)はETH/USDの最高入札価格を返します。
- offer_price("BTC-PERP")
- offer_price(“marketName”)
- この関数は、アセットの最高オファー価格を返します。
- 例: offer_price(“XRP-PERP”)はXRP-PERPの最高オファー価格を返します。
- last_trade_price("BTC-PERP")
- last_trade_price(“marketName”)
- この関数は、アセットの最後の取引価格を返します。
- 例: last_trade_price(“LINKBULL/USD”)その資産の最後に行われた取引価格を返します。
- index_price("BTC-PERP")
- index_price(“marketName”)
- この関数はその資産のインデックス価格を返します。
- 例: index_price(“EOS-PERP”)はEOS-PERPのインデックス価格を返します。
- index_price("BTC-PERP", n)
- index_price(“marketName”, n)
- この関数はその資産の「n」分前のインデックス価格を返します。
- 例: index_price(“LINK-PERP”, 33)はLINK-PERPの33分前のインデックス価格を返します。
- premium("BTC-PERP")
- premium(“marketName”)
- この関数は、アセットの先物プレミアム(マーク価格をインデックス価格で割ったもの)を返します。
- 例: premium(“ETH-PERP”)はETH-PERPのプレミアムを返します。
アカウントデータ:
ここでは、ウォレットからデータを取り出す際に使用する機能に特化しています。
- collateral
- この関数は引数を取らず、ウォレットの米ドル建ての担保総額を返します。
- 例: collateral>500
このルールは、ウォレットの担保の総額が500ドルを超える場合に発動します。
- free_collateral
- この関数は引数を取らず、ウォレットの米ドル建ての担保不要の金額を返します。
- 例: free_collateral>500
このルールは、ウォレットの担保不要の金額が500ドルを超えた場合に発動します。
- total_position_size
- この関数は引数を取らず、すべての先物の合計口座のポジションサイズ(米ドル)を返します。
- 例: total_position_size<2*total_collateral
このルールは、合計ポジションが口座の担保の2倍を下回る場合に発動します。
- margin_fraction
- この関数は引数を取らず、口座証拠金率、つまり口座の総ポジションサイズと担保の比率を返します。
- 例: margin_fraction>1
- open_margin_fraction
- この関数は引数を取らず、未決済の注文を含む証拠金率を返します。
- 例 open_margin_fraction>1
- leverage
- この関数は引数を取らず、講座の担保と合計ポジションサイズのレートであるおおまかな口座のレバレッジ倍率を返します。
- 例: leverage<10
このルールはレバレッジが10倍を下回る場合発動します。
- initial_mfr:
- この関数は引数を取らず、 初期証拠金要件を返します。
- Maintenance_mfr:
- この関数は引数を取らず、口座維持証拠金率要件を返します。
- Liquidation_distance:
- この関数は引数を取らず、 あなたのアカウントがどれほど清算に近いかのおおよその状態を返します。
ポジションデータ:
- position(“BTC-PERP”)
- position(“marketName”)
- この関数は、アセットポジションのサイズを返します。正の値または0を返します。
- 例: position(“BTC-PERP”)はBTC建でBTC-PERPのポジションのサイズを返します。
- position(“BTC-PERP”, “buy”)
- position(“marketName”, “buy”)
- この関数はロングの場合、アセットポジションのサイズを返します。ショートの場合は0を返します。
- 例: position(“ALGO-PERP”. “buy”)はALGO-PERPロングのサイズを返します。
- position(“BTC-PERP”, “sell”)
- position(“marketName”,”sell”)
- この関数はショートの場合、アセットポジションのサイズを返します。ロングの場合は0を返します。
- 例: position(“BSV-PERP”,”sell”)BSV-PERPショートのサイズを返します。
- position_side(“BTC-PERP”)
- position_side(“marketName”)
- この関数はポジションがロングの場合は1を、ショートの場合は-1を、どちらでもない場合は0を返します。
- 例: position_side(“ETH-PERP”)ETH-PERPロングを持っている場合、1を返します。
- position_net(“BTC-PERP”)
- position_net("marketName")
- この関数は、ポジションのネットサイズを返します。 ロングの場合は正、ショートの場合は負となります。
- 例: position_net(“BTC-PERP”)はBTC-PERPのネットサイズを返します。
- position_leverage(“BTC-PERP”)
- position_leverage("marketName")
- この関数は、ポジションのおおよそのレバレッジを返します。
- 例: position_leverage(“EOS-PERP”)はEOS-PERPポジションのおおまかなレバレッジを返します。
- position_notional(“BTC-PERP”)
- position_notional("marketName")
- この関数は、リスクのために米ドルでのポジションの想定元本を返します。
- 例: position_notional(“ALT-PERP”) はALT-PERPポジションの想定元本を返します。
ウォレットデータ:
- balance(“coinName”)
- この関数はアセットの名前を取得し、ウォレットの中のそのアセットの合計残高を返します。
- 例: balance(‘BTC’)はウォレットのBTCの残高を返します。
- balance_free(‘coinName’)
- この関数はアセットの名前を取得し、ウォレットの中のそのアセットの利用可能(未使用)残高を返します。This function takes the name of the asset and returns the available (unused) balance of this asset in your wallet
- 例: balance_free(‘ETH’)はウォレット内の利用可能なETHの合計額を返します。
数学関数:
- abs(x)
- この関数は数値を引数にとり、その絶対値を返します。
- 例: abs(-2)の場合、2が返されます。
- max(x,y)
- この関数は2つの数字は引数にとり、xとyの大きい方を返します。
- 例 max(3.2, 10)の場合、10が返されます。
- min(x,y)
- この関数は2つの数字は引数にとり、xとyの小さい方を返します。
- 例 min(1, 5)の場合、1が返されます。
- sqrt(x)
- この関数は正の数を取得し、その平方根を返します。
- 例: sqrt(25)は5を返します。
- floor(x)
- この関数は数値を引数にとり、x以下の最大の整数を返します。
- 例: floor(2.5) は2を返します。
- ceil(x):
- この関数は数値を引数にとり、x以上の最小の整数を返します。
- 例: floor(2.5)は3を返します。
- sign(x):
- この関数は数値を引数にとり、正の場合は1、負の場合は0を返します。
- 例: sign(10)は1を返し、sign(-5)は0を返します。
その他の関数:
- get_variable(‘name’):
- この関数は、引数に変数名を取り、この変数に格納されている値を返します。
- myVariableという変数に10を格納したとします。その場合、get_variable(‘myVariable’)は10を返します。
- perpetual(‘coin’):
- この関数は、引数にコインの名前を取り、このコインに関連のある無期限先物市場の名前を返します。
- 例: perpetual(‘ETH’)はETH-PERPを返すので、price(perpetual(‘ETH’))はETH-PERPの価格を返します。
- quarterly(‘coin’):
- この関数は、引数にコインの名前を取り、このコインに関連する現在の四半期先物市場の名前を返します。
- 例: quarterly(‘ETH’)はETH-0626を返すので、price(quarterly(‘ETH’))はETH-0626の価格を返します。
- time:
- この関数は引数を取らず、現在のUNIX時間を返します。
- minute:
- この関数は引数を取らず、現在の時刻の分だけを返します。
- hour:
- この関数は引数を取らず、現在の世界標準時の時間だけを返します。
算術演算子
- x+y:
- x足すyの結果を返します。
- x-y:
- x引くyの結果を返します。
- x*y:
- xかけるyの結果を返します。
- x/y:
- x割るyの結果を返します。
- x//y:
- xをyで割った値を切り捨てた値が返されます。
- 例: 5//2は2を返します。
- x%y:
- xをyで割ったときの残りを返します。
- 例: 5%2は1を返します。
- x**y:
- xのy乗の値を返します。
- 2**4は16を返します。
論理演算子
- x and y:
- x と y の両方が真の場合は真を返し、そうでない場合は偽を返します。
- 例: price(‘BTC-PERP’) > 10000 and balance(‘BTC) > 10 はBTC-PERPの価格が10,000$を超えていて、BTCの残高が10を超えている場合、真を返します。
- x or y:
- x と y のどちらかが真の場合は真を返し、そうでない場合は偽を返します。
- 例: price(‘BTC-PERP)>10000 or price(‘ETH-PERP’) > 400はBTC-ERPの価格が10,000ドル以上であるか、ETH-ERPの価格が400ドル以上である場合に真を返します。
- not x:
- xが偽の場合、真を返し、xが真の場合、偽を返します。
- 例: not price(‘BTC-PERP’)>10000はBTC-PERPの価格が10,000$を下回っている場合は真を返し、それ以外の場合は偽を返します。
- x if y else z:
- yが真の場合、xを返し、それ以外の場合はzを返します。
- True:
- 常に真
- False:
- 常に偽
比較演算子
- x == y
- xとyが一致する場合は真を返し、それ以外の場合は偽を返します。
- 例: price(‘BTC-PERP’)==100000はBTC-PERPの価格が100,000$の場合は真を返します。
- x!=y:
- xがyと一致しない場合は真を返し、それ以外の場合は偽を返します。
- 例: leverage!=101はアカウントのレバレッジが101xではない場合、真を返します。
- x>y:
- xがyよりも大きい場合真を返し、それ以外の場合は偽を返します。
- 例: price(‘BTC-PERP’)>20000はBTC-PERPの価格が20,000$を超えている場合は真を返します。
- x>=y:
- xがy以上の場合は真を、そうでない場合は偽を返します。
- 例: price(‘BTC-PERP’)>=20000はBTC-PERPの価格が20,000$以上の場合は真を返します。
- x<y:
- xがy未満の場合は真を、そうでない場合は偽を返します。
- 例: balance(‘BTC)<10はアカウントのBTC残高が10未満の場合、真を返します。
- x<=y:
- xがy以下の場合は真を、そうでない場合は偽を返します。
- 例: leverage<=50はアカウントのレバレッジが50倍以下の場合、真を返します。