FTXはストップロスリミット、ストップロスマーケット、トレーリングストップ、 テイクプロフィット、そしてテイクプロフィットリミットを提供しています。これらの注文は市場価格がトリガー価格に達するまでは発注されず、市場価格がトリガー価格に達したら発注されます。
トレードページ上のオーダータイプを変更することでこれらの注文を行うことができます。
オプションをまとめると以下のようになります。
- ストップロス買い注文は市場価格がトリガー価格を上回ったら発注されます。ストップロス売り注文は市場価格がトリガー価格を下回ったら発注されます。
- テイクプロフィット買い注文は逆で、市場価格がトリガー価格を下回ったら発注され、売り注文は市場価格がトリガー価格を上回ったら発注されます。
- トレーリングストップオーダーはストップロスに似ていますが、トリガー価格が市場の変動に合わせて変化します。
- IOC注文は取るだけで、ポストオンリー注文は提供するだけです。
- アドバンスドオーダーを持つことは約定を保証するわけではないです。特に、リミット、IOC、もしくはポストオンリー注文の場合は条件が満たされないと約定しません。(ノーマル/ストップ/トレイリングストップ/テイクプロフィット)リミットオーダーのどれかを発注した場合、注文が失効される次点では市場価格が指値を上/下回っている場合があります。IOCで発注した場合、即座にトレードが成立しなかった場合は注文がキャンセルされます。そして、ポストオンリー注文をした場合はすぐにトレードが実行された場合はキャンセルされます。
- 成行注文が成立する価格は、その規模や市場の状況によって異なり、その時点での市場価格とは大きく異なる可能性があることに注意してください。 注文の約定価格をコントロールしたい場合は、代わりに指値注文を使用します。
- さらに、FTXには価格帯があることにも注意してください。 これは、成行注文を発注したとしても、それが注文帳を数パーセント以上動かす場合、完全に執行されない可能性があることを意味します。
- オーダーエントリーフォームにあるレバレッジスライダーとポジションのパーセンテージは概算であることにご注意ください。注文が占める実際のポジションの割合は、他の注文や取引によって異なります。 注文の実際のサイズは、発注している先物/コインなどに純粋に基づいています。何か疑問がある場合は本当に自分の想定したポートフォリオになっているか確認してください。
- これからの説明を読んで、理解した上で「約定するまで再試行」を使用することを推奨します。FTXは流動性のある市場の秩序を維持しようとしますが、注文が約定するかどうかはFTXの市場の状況に依存します。注文が約定するかどうか、そして約定する場合はその価格はオーダーパラメーターとFTXの注文板、そしてインデックスに依存します。そして、発注を行うことはその結果に対する全ての責任を受け入れることを認めたことになります。
ストップロス(指値、成行)
ストップロスオーダーを作成する時、希望するトリガー価格を直接入力します。買い注文をする場合、発注は市場価格が設定したトリガー価格を上回ったら実行されます。売り注文の場合、市場価格がトリガー価格を下回ったら実行されます。
例えば、BTC-PERPが10,000$でトレードされているとします。買いのストップロス注文を10,500$のトリガー価格で5サイズ分エントリーしたとします。市場価格が10,500$以上になったら、ストップロス注文は実行され、FTXは5つのBTC-PERP買い注文になります。
ストップマーケットを選択したら、成行注文として発注されます。それ以外の場合は、指値価格でのリミットオーダーとして発注されます。
テイクプロフィット(指値、成行)
テイクプロフィット注文をする時、ストップロス注文と同様に、トリガー価格を入力します。買い注文の場合、トリガー価格を市場価格が下回ったら、注文が実行されます。売り注文の場合、市場価格がトリガー価格を上回ったら注文が実行されます。
例: BTC-PERPが10,000$でトレードされているとします。テイクプロフィットの買い注文をトリガー価格9.500$、5サイズ分行ったとします。市場が9,500$を下回ったら、テイクプロフィット注文は実行され、FTXは5BTC-PERPの買い注文になります。
テイクプロフィットを選択したら、成行注文として発注されます。テイクプロフィットリミットを選んだ場合、指値価格での指値注文として発注されます。
トレイリングストップ
トレイリングストップ注文のトリガー価格は市場価格に連動します。直接トリガー価格を設定する代わりに、トレイルバリューを与えます。
買い注文の場合、市場価格がトレイルバリューで市場価格が上昇した場合、注文が実行されます。市場価格が、注文を入力してから見た最安値を超えて下降した場合は、その新しい最安値からトレイルバリューで価格が上昇した場合にのみ注文は実行されます。
売り注文の場合、トレイルバリューはマイナスであることが必須です。
例: BTC-PERPが10,000$で取引されているとします。買いの逆指値注文を、トレイルバリュー10、サイズ5で発注します。市場価格が10,000ドルを下回らない限り、注文のトリガー価格は10,010ドルです。BTC-ERPが9,998ドルまで下落した場合、トリガー価格は10,008ドルまで下落します。BTC-ERPが10,008ドルまで上昇した場合、注文が実行され、サイズ5の成行の買い注文が発注されます。
約定するまで再試行(Retry until filled)
FTXは全てのトリガー成行注文(ストップロス、テイクプロフィット、トレイリングストップ)を約定するまで再試行する機能を提供しています。
トリガー注文が実行されると、発注した注文が失敗する可能性があります。アカウントに十分な証拠金がない場合や、急激な相場の動きの中での価格帯により、成行注文が他の注文と一致しない場合などがあります。このような場合には、実行された注文の全体的なサイズが満たされるまで、トリガーされた注文の発注を行い続けるのが望ましい場合があります。
再試行は市場価格とトリガー価格の一般的な条件が満たされた時にのみ実行されます。
トリガー注文履歴ぺージからそれぞれのトリガーの結果を確認することができます。再試行に設定されたトリガー注文の「+」ボタンをクリックすると、すべてのトリガーが表示されます。
リデュースオンリー注文はポジションが完全にクローズされた時には、再試行が止まることにはご注意ください。
一部のみ約定して、まだ有効なトリガー注文を編集する時、サイズを指定したら新しい注文のサイズとなることにご注意ください。つまり、10BTC-PERPのトリガー注文をしていて、1BTC-PERPだけ約定していた場合、サイズ9に設定する編集リクエストを提出すると、サイズ8ではなく、サイズ9に設定されます。
すべてのストップオーダータイプは、関連する市場のマーク価格によって実行されることに注意してください。 マーク価格は、ビッド、アスク、ラストの中央値です。
また、FTXは他にもいくつかの注文方法を提供しています。
ポストオンリー
ポストオンリー注文を発注した場合(UI上は「POST」)、あなたの注文をテイクすることはできません。そのため、流動性を提供する場合は通常の指値注文となりますが、注文板の関係でテイカーとなった場合、その注文は即座にキャンセルされます。
例として、注文板が以下のような場合
もしも、10,750の価格でポストオンリー注文をしたら、普通に発注されます。しかし、10,765でポストオンリー注文を行った場合、10,761.50のオファーが取られるので、キャンセルされます。
つまり、ポストオンリー注文をする場合の手数料は必ずメイカー手数料となります。ポストオンリー注文をして、テイカー手数料を払わないといけないことは決してありません。
IOC
「Immediate or cancel (IOC)」注文はポストオンリーの逆で、テイクすることしかできません。即座に取引されないIOCを発注した場合、キャンセルされます。
例えば、注文板が以下のような場合
10,750でIOCでの売り注文を行ったら、メイクすることができないので、キャンセルされます。しかしながら、10,765でIOCでの売り注文を行ったら、普通にトレードされます。100サイズで10,761.50の価格でIOCの売り注文を行った場合、71.2848がオファーに対して取引され、残りはキャンセルされます。
リデュースオンリー
リデュースオンリー注文を発注した場合、ポジションサイズを減らす場合にのみトレードを行います。詳細はこちらをご確認ください。
成行
成行注文(マーケットオーダー)は可能な限り注文板を通じて発注されます。つまり、2 BTC-PERPを買うために成行注文を発注した場合、価格に関係なく、注文板の安い方から2 BTC-PERP分で約定します。
通常の場合、成行注文をした場合は価格は違っても、欲しいサイズ分全て約定します。しかしながら、FTXには注文板の価格からかけ離れた価格での約定を防ぐための価格制限があることにご注意ください。この制限は、流動性の低い期間中に成行注文によって、意図せずに市場の60%を変動させないためのものです。これらの価格制限があることで、価格制限内のベストビッド/オファーに十分なサイズのビッド/オファーがない場合、成行注文が約定されない可能性があります。価格制限はレバレッジトークンを含むスポット市場では注文板を通じた25%、先物市場では注文板を通じた2%、MOVE市場では原資産の2%となっています。
指値
一般的に、指値注文(リミットオーダー)は一定の価格までで売買を行う注文方法です。例えば、BTCに対して10,100$の指値で買い注文を発注したら、BTCのために最大で10,100$まで支払うつもりがあることを意味します。あなたの注文は、10,100ドル以下のオファーに対して取引され、完全に満たされていない場合は、残りのサイズのために10,100ドルでのビッドを残します。
指値注文は約定することが保証されていません。あたなの指値価格よりも低い価格で売るつもりの人がいない場合、もしくはそれよりも高い価格で買いたい人がいない場合、注文は約定せず、残りは指値価格で注文板に載ります。しかしながら、指値注文では自分の注文が約定した範囲で、その約定価格が指値価格よりも悪くならないことは保証されています。
________________________________________
FTXクリプトデリバティブ取引所: https://ftx.com
Email: support@ftx.com
FTX Telegram Communities
中国- https://t.me/FTX_Chinese_Official
ベトナム- https://t.me/FTX_Vietnam_Official
ロシア- https://t.me/FTX_Russian_Official
トルコ- https://t.me/FTX_Turkey_official
台湾- https://t.me/FTX_Taiwan_Official
フランス- https://t.me/FTX_France_Officiel
韓国- https://t.me/FTX_Korea_Official
インド- https://t.me/FTX_India_Official
スペイン- https://t.me/Ftx_Spanish_Official
ポルトガル- https://t.me/FTX_Portuguese_Official
オランダ- https://t.me/FTX_Dutch_Official
WeChat - FTX_Official
Blog: https://blog.ftx.com/
Medium:https://medium.com/@ftx
Facebook - https://www.facebook.com/ftx.official/
Twitter- https://twitter.com/FTX_Official
SBF Twitter - https://twitter.com/SBF_Alameda
YouTube - https://www.youtube.com/channel/UC3r0upC_xJ9SvtaCKNUtosA